コウモリによる被害とは、、?
2023/04/17
私たちのくらしとコウモリ
私たちのくらしと縁があまりなさそうなコウモリですが、実態は建築物の瓦の下や天井裏、換気口、橋の下、倉庫など建物のあらゆる隙間に生息しています。
コウモリの糞害は病原菌の繁殖の元となるため、発見したら迅速な対策が必要です。
具体的なコウモリ糞害とは?
コウモリの糞尿からは以下の3種のダニが媒介されます。
・コウモリマルヒメダニ
・コウウモリマダニ
・コウモリトコジラミ
糞尿がある巣付近から、夜間にダニが室内に侵入し、首や手足など肌の露出が特に多い部分を刺し、吸血します。
また、これらのダニに吸血された際、症状が発生するまでに数日かかることもあります。
感染による病気
■ハンタウイルス感染症(腎症候性出血熱、ハンタウイルス肺症候群)
・腎症候性出血熱
軽症例では、微熱や上気道炎症状、血尿、蛋白尿などきたしますが、重症例では発熱や低血圧、ショック症状、腎不全となります。
・ハンタウイルス肺症候群
コウモリの糞や尿に接触してから典型的には2週間ほどで、突然の発熱、頭痛、筋肉痛で発症します。 腹痛、下痢、嘔吐が起こることもあります。 このような症状が数日続きます。
■アルボウイルス感染
コウモリが媒介するダニが引き起こす感染症です。感染しても症状が出ないこともありますが、発熱、髄膜炎や脳炎、急性弛緩性麻痺(だらりとした麻痺)などの神経症状が出ることもあります。
■ヒストプラズマ症
コウモリの糞を含んだ土壌やほこりの中の真菌を吸い込むと感染し、主に肺炎の症状が表れます。
症状が出ないか、症状が軽い場合が多いですが、高熱やせき、呼吸困難になる場合もあります。
以上のように二次被害のリスクが高いため、コウモリを見つけたらすぐに駆除したいと考えがちですが、個人で勝手に捕獲することは法律で禁止されています。
鳥獣保護管理法とは?
鳥獣保護管理法とは、生物の多様性の確保と生活環境の保全を目的に制定された法律であり、鳥類又は哺乳類に属する野生動物の捕獲と駆除を禁じています。哺乳類であるコウモリにも、この鳥獣保護管理法は適用されるのです。
コウモリを捕まえるだけならまだいいですが、そのまま駆除したり育てたりすると鳥獣保護管理法に違反することとなり、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金が科せられてしまいます。
例外的に、怪我をしたコウモリを助けるという名目なら、自治体に許可をもらうことで一時的に保護ができます。
しかし、コウモリの捕獲や防除の申請はどうしても手間や時間がかかってしまうため、専門業者にお願いする事をオススメします。
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