蜂について
2024/11/01
ハチはハチ目に属し世界に6万種 日本では約4500種が知られています。
ハチの中には人を刺すものもいますが、ごくわずかで20種くらいとみられています。
雌の産卵管が毒針の働きをするので産卵管が2個の毒腺と繋がっています。
都市周辺の丘陵地帯が宅地化され人口がいわばハチの生活圏に入ったこと
公園など緑地に幼虫の餌となる昆虫、成虫の餌となる樹液、蜜が増えたことが
被害増加の要因と思われています。
今回は加害するハチについてお話します。
主な刺咬性のハチ
キイロスズメバチ 巣：軒下・橋の下・木の枝など | ||
コガタスズメバチ 巣：軒下・橋の下・木の枝など | ||
スズメバチ類 | オオスズメバチ 巣：土の中 | |
クロスズメバチ 巣：土の中 | ||
ツチアカスズメバチ 近年侵入してきた外来種 |
セグロアシナガバチ 巣：人家の軒下 | ||
アシナガバチ類 | フタモンアシナガバチ 巣：屋根瓦の間 |
ミツバチ類 | ミツバチ 巣：養鉢 | |
|---|---|---|
アシナガバチ
見た目：脚が長く細身
大きさ：約2.5センチ
体色：胴体は黄色
飛び方：ふわふわと飛ぶ
巣：シャワーヘッドのような形で
大きさは10～15センチ程
活発な時期：春～秋
巣の場所：軒下・屋根・ベランダ・庭木
植込みなど雨や風をしのげる場所
巣に近づかなければ襲うことはないですが
洗濯物に紛れていて刺されるケースも💦
私も干していたトレーナーにアシナガバチが
入っていたのを気付かず腕を通した時に
刺された経験があります😫💦
スズメバチ
見た目：ふっくらした胴体
大きさ：約2～4センチ
体色：オレンジ
飛び方：一直線
巣：ボールのような球体で40～80センチと
大きくなる
活発な時期：春～秋
巣の場所：床下・屋根裏・戸袋・軒下・換気フード
など閉塞的空間
むやみに襲うことはなく巣や餌場などに近づいて
しまった時に巣を守るため襲う。
毒針で毒がなくなるまで刺し続いたり
毒液を噴射したりします。
ハチ類の攻撃は7月～10月頃多発し、特にスズメバチ類の被害は巣が最大になる
8月～9月頃に多くなります。
秋の成熟したスズメバチの巣内には女王バチ・ハタラキバチ・オスバチに分けられます。
女王バチが越冬から目覚め巣作り・餌収集・産卵などを行います。
6月頃まで女王バチは1個体で全ての仕事を担うが産卵したハタラキバチが羽化してからは
女王バチは産卵に集中します。
8月～9月にはハタラキバチが増え急速に巣が巨大化します。
この時期が最も攻撃性が高くなり刺傷被害が多くなります🐝
ホームセンターなどでも殺虫スプレーを取り扱っています。
ご自身で駆除する時は巣穴に噴射することをお勧めいたしますが
防護服や防護用手袋など揃える事からになり大変だと思います。
そんな時はプロに相談をお勧めいたします。
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