ドバトについて
2024/12/16
今回は身近なドバトについてお話いたします。
鳥恐怖症の私は、悪寒をさせながら書きました🫥
画像は大丈夫ですが・・羽の音がとても苦手です💦
本種はヨーロッパ・中央アジア・北アフリカなどの乾燥地帯に生息するカワラバトが
家禽化されたものの野生化と言われています。
日本では全国で普通に見ることができ、特に都市部を中心に多く見られ生息数が増え続けています。
成鳥は翼長20~25センチ
体重約26グラム
餌は種子・穀物・果実など
植物性のものが主ですが、昆虫なども食べることがあります。
また人の与えたパンのカス・菓子・ゴミ集積場の塵介なども餌にします。
神社や公園・駅・工場の倉庫などに集団で生活し、ビルの壁面やベランダなどの場所に
小枝・木片・建材の破片・針金などで粗雑な皿状の巣を作ります。
通常2個の卵を産み孵化までは16~20日で育雛期間はおおよそ30~40日程度。
繫殖能力は高く繫殖回数は年1~3回、ときには年5~6回の繁殖が可能。
ドバトの最大の被害は糞による汚損で、集団でベランダの手摺りや軒先にとまって
糞を落とし通行人や物への汚損や街の美観を損ねる事です。
また尿には金属の腐食を促進させる作用があり構造物の劣化を招く恐れがあります。
ドバトが媒介する感染症としてクリプトコッカス症・オウム病・サルモネラ症があり
また吸血性のダニの発生源となります。
次回はドバトの被害と施工例ついてお伝えいたします。