ネズミ駆除/防鼠施工/パテ〜八王子の害虫駆除業者です〜
2021/03/08
こんにちは。株式会社OK建物管理です。
筆者個人の話題で申し訳ないのですが、最近は害虫よりもネズミの現場に伺う事が多く、もしかしたら大量の猫ちゃんを引き連れてさながら猫使いのような趣で現場へ赴けばネズミが逃げて行くのではないかと夢想していたら一日が終わっていました。猫を使役する神になりたい。
本題に入ります。以前紹介したネズミ駆除の防鼠施工の方法では、金網を使った閉塞作業について書かせていただきました。
今回はパテを使用した閉塞作業を紹介させていただきたいと思います。
パテを一言で分かり易く説明すると『粘土』です。建築で隙間や穴などの充填材として利用される事の多い物で、一般的な粘土よりも硬くなっています。
ネズミ駆除では、ネズミが侵入に使用する穴や隙間をこのパテで埋めます。一般的なパテの使用方法とほとんど同じですが、ネズミ駆除で使用するパテには唐辛子成分が入っており、ネズミが再度その穴を広げる可能性を無くします。
上の画像はパテによる閉塞の前後を撮影したものです。
配管を通している天井部分に若干の隙間が空いていたので、そこをネズミ用パテで閉塞しました。記録用の撮影なので不恰好な逆さ富士みたくなっていますが、ご要望によってはなるべく目立たないような綺麗な施工をする事も可能です。基本的には閉塞部から少し盛り上がった状態になります。
ネズミ用のパテには侵入等を防ぐ意味合いに加え、ネズミがパテを噛んだ際にカプサイシン(唐辛子成分)の微細カプセルが割れ、その不快感により被害を抑制する効果もあります。もし辛党のネズミが居たら大興奮でパテに飛びつくんじゃないかとも思えますが、人間が素手で触れるのすら危ないものなので、その辺りは無問題でしょう。奴らも哺乳類ですし。
このパテ、意外と取扱が難しく、パテ自体がとても硬く粘土のように使用するにはかなり不向きです。その反面、より強力な防鼠性能を発揮します。上の写真のようなサイズの穴はほとんどの場合このパテで閉塞します。個人で出来る範疇のようにも感じますが、我々はプロを名乗っております故、お客様が気付かなかったような穴や隙間も閉塞いたします。
是非ネズミ被害にお困りの際はOK建物管理をご利用ください。